なるい (広島の方言)
平坦だ。平らだ。 なるい道をまっすぐ行きんさい(平坦な道を真っ直ぐ行きなさい)
なるい (徳島の方言)
傾斜がゆるい。 なるい坂じゃけん、せこーないなあ(ゆるい坂だから苦しくないなあ)
〜なれる (岐阜の方言)
〜なさる。 何を書きなれるな(何を書かれますか)最上級の敬意。やや丁寧は「何書くな何を書きますか」。
なわす(1) (熊本の方言)
しまう。 大事かもんなおっとられんごつなわしとけ(大事なものは盗まれないようにしまっておけ)
なわす(2) (熊本の方言)
修理する。 自転車んチェーンのつくざれたつば、なわしてくれんや(自転車のチェーンがこわれたのを修理してくれないか)
なんかかる (福岡の方言)
よりかかる。もたれかかる。 かべー、かかっとー、えのおちるけん、なんかからんでくれん(壁にかかっている絵が落ちるからよりかからないでくれない)
なんかかる (宮崎の方言)
寄りかかる。 そきなんかかっといかんど(そこに寄りかかるといけないよ)
なんき (和歌山の方言)
かぼちゃ。 なんき、たべちゃーる(かぼちゃを食べている)
なんぎこんぎ (島根の方言)
苦労。困難。 なんぎこんぎして、やーやとついた(苦労してようやく着いた)
なんぎや (大阪の方言)
困難だ。難儀だ。 えらいなんぎなはなしやなあ(非常に難しい話だねえ)