えごんいーし (大分の方言)
いつも笑顔で愛想のいい人。 あん人はいっつもえごんいーしじゃなあ(あの人はいつもにこにこと笑みをたたえた人だなあ)
〜け (富山の方言)
〜ですか。 こっちにこられんけ(こちらにいらっしゃいませんか)親しみをもって問い、念をおす文末詞。
こかす(2) (高知の方言)
予定を繰り延べる。 この会は月末にこかさんとできん(この会議は月末に繰り下げないとできない)
こがーな (岡山の方言)
こんな。このような。 学校にこがーなもん持っていかれな(学校にこんなものを持っていくんじゃないよ)「こげーな」「こねーな」とも。
こすたくりん (熊本の方言)
けちん坊。 あやつぁ一円もださん。ほんにこすたくりんだもん(あいつは一円さえも出さない。ほんとうにけちん坊だもの)
こずく (長野の方言)
手間を惜しまない働き。 こずくがある人だねえ(億劫がらずにこまめに働く人だ)
こずむ・こぞむ (静岡の方言)
沈殿する。 搔きまーさんと砂糖ガ下のほうにこずんでるっしょ(搔き回さないと砂糖が下の方に沈殿しているでしょう)
〜こそ (三重の方言)
〜しか。 さけはたまにこそのまへん(酒はまれにしか飲まない)志摩では「〜より」「〜から」、伊賀では「〜はちゃ」。
こだらかす (鳥取の方言)
あやす。なだめる。 きゃーりーことをゆーもんは、適当にこだらかしときゃーえー(うっとうしいことを言う者は、適当にあやしておけばよい)
こわくさい (富山の方言)
小生意気だ。 子どものくせにこわくさいことばっかゆー(子どものくせに小生意気なことばかり言う)