〜こーじ (山梨の方言)
学校の〜時間目。 いちこーじは国語、にこーじは算数、さんこーじは社会です(一時間目は国語、二時間目は算数、三時間目は社会です)漢字は「校時」をあてる。
ざっかけだ (神奈川の方言)
こだわらない。 あのひたーざっかけだーからよー、気にしなくったってえーよー(あの人は物にこだわらないから、気にしなくても平気だよ)
つろくする (京都の方言)
調和がとれる。 あの着物にこの帯つろくするやろか(あの着物にこの帯がよくあっているだろうか)家格の比較によく用いる。
てここしー (三重の方言)
こまごましたことを器用にこなす。 あんたはなんでもてここしーしなはるで(あんたは何でも器用にしなさるから)
〜に (三重の方言)
〜よ。 またあたんすんのやに(また仕返しの乱暴をするんだよ)勧誘の用法もある。「こいつは横にしましょにこれは横にしましょうよ」。
に(1) (高知の方言)
逆説を表す。 せっかくたべるもんをかまえまちょったにこざった(せっかく食べる物を用意していたのに来なかった)
にこ (奈良の方言)
道から立つ白い土埃。 農道を舗装してくれはったさかいに雨がふらんでもにこがたたんな(農道を舗装してくれたので雨が降らなくても白い土埃が立たないね)
ませる (富山の方言)
差し上げる。 あんにゃにこの菓子ませるわか(あなたにこのお菓子をさしあげますよ)
もじゃくる (岐阜の方言)
こんがらかる。 そんなふーにやったら、よけーもじゃくってまうがや(そんなふうにやったら、よけいにこんがらかってしまうでしょう)
やにこい (京都の方言)
壊れやすい。ひよわい。 あのこーは、やにこいさかいよー病気します(あの子はひよわでよく病気します)