いぼる (福岡の方言)
ぬかるみにはまる。 いぼって、うごかれんごとなった(ぬかるみにはまって動けなくなった)
しりうち (徳島の方言)
泥はね。 じるたんぼで歩いてきたけん、ようけしりうちしとるわ(道のぬかるんでいるところを歩いてきたからたくさん服に泥がはねているわ)
しるい (高知の方言)
土が水を多く含んでぬかるんでいる、あるいは軟弱な状態。 雨がうんと降ったき道がしるーなってとーれな(雨がたくさん降ったから道がぬかるんで通れないよ)
じゅるい (兵庫の方言)
ぬかるんでいる。 じゅるい田んぼで麦まきしてん(ぬかるんだ田で麦まきしたんだよ)但馬では「じるい」とも。
じょーり (埼玉の方言)
草(ぞう)履(り)。 ぬかってるとこをじょーりばきだとしりっぱねがあがっちまう(ぬかるんでいる所を草履ばきだと尻まで泥がはねあがってしまう)
じりー (岡山の方言)
水気が多くて柔らかい。 雨が降ったけー、道がじりーわ(雨が降ったから、道がぬかるんでいるよ)
じるい (香川の方言)
ぬかるんでいる。 じるいけん、長靴はいていきまい(ぬかるんでいるから、長靴を履きなさい)
じるたんぼ (愛媛の方言)
ぬかるみ。 じるたんぼい、車がにえこんだ(ぬかるみへ、車がめり込んだ)
ひょーすんぼ (宮崎の方言)
かっぱ。 ひょーすんぼに、しーこをぬかるるよ(かっぱに尻こだまぬかれるよ)