せぶる (岐阜の方言)
ねだる。 小遣いせぶってばっかで、なんにそー使うのや(小遣いをねだってばっかりで、何にそんなに使うのだ)
せんぐり (奈良の方言)
次々に。 秋祭りのだんじりはせんぐり出てくるなあ(秋祭りのだんじりは次々に出てくるねえ)
そーのー (奈良の方言)
家屋に隣接する畑。 ちょっと悪いねんけどよ、そーのーでネギとってきてくれよ(ちょっと悪いのだけれども、家の隣の畑でネギとってきてよ)
〜ぞっき (群馬の方言)
〜だけ。〜のみ。 昔は、麦ぞっきのご飯もくったもんだ(昔は麦だけのご飯も食べたものだ)
たしない (徳島の方言)
稀少だ。 ようけあったように思うた銭も使うてしもうたらたしないもんじゃ(たくさんあったように思ったお金も使ってしまったら少ないものだ)
ちぐ (茨城の方言)
噓。 あっちこっちでー、ちくぬえでんだど(あちらこちらで噓をつきまわっているのだそうだ)
ちむがなさん (沖縄の方言)
心からいとおしい。 とぅじっくぁや いちまりん ちむがなさんろー(妻子はいつまでもいとおしいものだよ)
〜ちゃ (富山の方言)
〜よ。 世の中っちゃー、そーゆーもんやちゃ(世の中といえば、そのようなものなのだよ)既定判断の文末詞。
ちゅいしーじー (沖縄の方言)
互いに助け合うさま。 くまとーいねー ちゅいしーじー やさ(困っているときは互いに助け合うものだ)
ちん (高知の方言)
男性にとっての古くからの親しい男性の友人。 あれはわしのちんやきなんでもいえるがよ(彼は私のごく親しい友達だから何でも言えるのだよ)