〜とん (佐賀の方言)
〜が〈接続助詞〉。 あんやったちゃーちーん来られんとん、どぎゃんしたろーか(あの人たちはちっとも来られないが、どうしたのだろうか)
どす~ (岐阜の方言)
ひどく~。 わーわーとどすぼえる(わーわーと泣く)こりゃまたどすえらいもんじゃ(これはまたひどく大きなものだ)接頭語。
どっぺ (岐阜の方言)
釣った魚を入れる竹で編んだ籠。 昔は魚釣りによーどっぺ持っていったもんじゃが(昔は魚釣りにはよく竹で編んだ籠を持っていったものだが)
どんどんやき 【どんどん焼き】 (東京の方言)
お好みやき。もんじやき。 町に来る屋台のどんどん焼きは、客には焼かせない、結構高級なものだ
ななこ (和歌山の方言)
お手玉。 むかしゃ、ななこしてあそんだもんや(昔はお手玉をして遊んだものだ)
なやすい (兵庫の方言)
簡単だ。 なやすいやつじゃで覚えいよ(簡単なものだから覚えなさいよ)
に(2) (高知の方言)
目的を表す。 がそりんはじどーしゃをはしらすにつかうがやき(ガソリンは自動車を走らせるのに使うのだから)
にんならん (福井の方言)
構わない。 ほんね気にせんときねー、うら、なーもにんならんのやで(そんなに気にしないでおきなさい、私は何も構わないのだから)
ねばい (富山の方言)
ねばっこい。 なっとはほんまにねばいもんじゃ(納豆は本当にねばっこいものだ)
ねまる (佐賀の方言)
腐る。 こん飯ゃがばい臭かぼ。きゅーわぬっかったけん、ねまったとばい(この飯はひどく臭いよ。今日は暑かったから、腐ったのだろう)