ばってん (福岡の方言)
〜だが。 かいげいったばってん、手のでらんやった(買いに行ったけど、手が出なかった)
ひだるがみ (奈良の方言)
山中で出くわす悪霊。 これに取り憑かれるといくら歩いても歩いても、いつの間にか元の場所に迷い戻るという。この悪霊は食べ物を供えると祓うことができるので山中を歩く時は弁当を少し残して、持って歩く必要があ…
へんねしー (愛知の方言)
うらやましい。 えー着物きとるでへんねしーんだわ(いい着物を着ているのでうらやましいのだよ)
ほどる (宮城の方言)
温まる。 炬燵さ入て、足もえあんべににほどりした(コタツに入ったので、足もちょうどよく温まりました)古語「ほとほる」から。
ぼしょぐされる (栃木の方言)
びしょ濡れになる。全身が濡れる。 傘を持って行がなかったもんだから、ぼしょぐされになっちゃった(傘をもって行かなかったので、びしょぬれになった)
またいする (富山の方言)
しまう。 もったいないさかいで、半分またいしとかれ(もったいないので半分しまっておきなさい)
まつめる (長野の方言)
面倒をみてまとめる。 あの人がまつめてくれたもんで、みんなで旅行にいけただ(あの人が面倒をみてくれたので、皆で旅行に行けたのだ)
ままざめぁ (秋田の方言)
食事の支度。炊事。 ばんげなったんて、ままざめぁ、さねぁばねぁな(晩になったので、食事の支度をしなければならないな)
むしやしない (京都の方言)
食間の軽い食べ物。 つまらんもんですけど、お虫養にどうぞ(つまらないものですが、軽食にどうぞ)
もみない (京都の方言)
味ない。おいしくない。 もみないもんどすけど(おいしくないものですけれど)食物を人にあげる時のあいさつ語としてよく使われる。「もむない」とも。