おれさま (宮城の方言)
雷。 おれさま鳴ってっから、へそかぐさいん(雷が鳴っているので、へそを隠しなさい)「おれさん」とも。
かいとまわり (奈良の方言)
〈へび〉青大将。 かいとまわりは家の主やで殺さんときや(青大将は家の主なので、殺さないようにね)奈良では集落のなかがいくつかの垣内(かいと)と呼ばれる小区画に分かれていて、青大将はこの垣内をまわると言…
かぐる (鳥取の方言)
引っ搔く。かきむしる。剝ぐ。 あのこが猫をかまったけー、かぐられて血が出た(あの子が猫をいじめたので、引っ搔かれて血が出た)
かざく (滋賀の方言)
匂いを嗅ぐ。 かざガいたら、やグさかったゆーはけ、びっくりしたんやで(匂いを嗅いだら、キナ臭かったと言うので、びっくりしたのだよ)
かぜねつ (福井の方言)
風邪をひいたときなどにできる口角炎、口内炎。 かぜねつできてるで、あついもん食べると口のはたしみるわ(口角炎ができているので、熱いものを食べると口の端がしみるよ)
かめんどー (神奈川の方言)
クワの実。 かめんどー、食ったんで、べろまであけーよー(クワの実を食べたので、舌まで赤いよ)
〜かんた (佐賀の方言)
〜ですか。 あさん、きゅーはなんしよっかんた(あなた、今日は何をしているのですか?)
がっこ (秋田の方言)
香の物。漬け物。 このでぁごんのがっこ、んめぁなー(この大根の漬け物、おいしいなあ)
きみ (岩手の方言)
とうもろこし(玉蜀黍)。 こいず、うまきみだがら、くえねぞ(これは馬飼料のとうもろこしなので、食べられないよ)
きゃっきゃがくる (香川の方言)
いらだちの擬音語。 きゃっきゃがきて、いんでしもうた(仕事がうまく捗らないないので、いらいらして、返っていった)