うしなかす (富山の方言)
失う。無くす。 大事なもんながにうしなかしてしもた(大事なものなのに無くしてしまった)
おことい (香川の方言)
忙しい。 おこといのに、よーきてくれました(お忙しいのに、よくいらしてくれました)
おせげな (鳥取の方言)
おとなびた。おとなっぽい。 あのにょばのこも、最近めっきりおせげになったなー(あの女の子も、最近めっきりおとなっぽくなったなー)
おとましー (岐阜の方言)
もったいない。 まんだ使えるのにすててしまうとはおとましーこっちゃ(まだ使えるのに捨ててしまうとはもったいないことだ)「惜しい」「気の毒な」の意でも使う。
おろこばえ・おろかばえ (香川の方言)
実生。 いつのまにやら、おろかばえがでとるぜ(種をまいてないのに木〈野菜〉が生えている)
からちら (秋田の方言)
土産を持たず訪問すること。 しぇんしぇの家さ行ぐなさ、からちらでだば行がえねぁ(先生の家に行くのに、土産を持たずに行くことはできない)「空面」から。
こべうつ (滋賀の方言)
頭痛がする。 ういわいな。こべガうつゆーてはるのに(申し訳ないね。頭痛がすると言っていなさるのに)
ごんぼほる (秋田の方言)
駄々をこねる。暴れる。 酒飲んでごんぼほる(酒を飲んで管を巻く)「牛蒡掘る」から。地中の牛蒡は掘るのに手がかかることから、駄々をこねたり酒を飲んで管を巻くなど、手のかかることを言う。
さかい(に) (京都の方言)
〜から。 そやさかい(に)いかんときゆーたのに(そうだから行かないように言ったのに)「さけ(に)」とも。
〜さげ (茨城の方言)
〜さえ。 つるでさげ、おんガえしするっちゅーのによ(鶴でさえ恩返しをするというのになあ(何であいつはしないのだ))