のっけから (岐阜の方言)
最初から。 のっけからそんなにとべーたら、せーごにばてるぞ(最初からそんなに速く走ったら、最後に弱るぞ)
のっけに (東京の方言)
最初に。いきなり。 会うとのっけにしゃべり始めた
のて 【の手】 (東京の方言)
山の手。 のてだねーあれはのての噺家だ(中心にはこられない〈二流の〉噺家だ)下町っ子が山の手の野暮ったさを軽蔑して言う語。
のて (長野の方言)
無器用で、怠け者。 のてで、どうしようもねえ(不器用で怠け者で、どうしようもない)
のどっせ (香川の方言)
ずうずうしい。下品な。 のどっせな人はいや(ずうずうしい人はいやだ)
のふぞー (愛媛の方言)
粗末。 ごはんをのふぞーにしたら、めえがつぶれまさい(ご飯を粗末にしたら、目がつぶれますよ)
のぶい (山梨の方言)
ずうずうしい。 おやじにまそっくりののぶいぼこどー(父親にそっくりのずうずうしい子だよ)奈良田では「のぶとい」。
のま (岐阜の方言)
雪崩。 こんだけぬくとーなると、のまおきるのー(これだけ暖かくなると、なだれが発生するね)
のまえる (富山の方言)
堰き止められて水があふれる。 おおあめでかわがのまえてきた(大雨で川に水があふれてきた)
のめし (新潟の方言)
怠けること。 のめしこくなやー(怠けるなよう)「怠け者」を「のめしこき」という。