あずげる (山形の方言)
与える。 こだなあぶないもの、子どもさあずげでだめだ(こんな危ないものを子どもに与えてはだめだ)
あっつこっつ (宮城の方言)
あちらこちら。物事をいい加減に行なうさまにも。 すごどあっつこっつしてわがんね(仕事をいい加減にしてはだめだ)
おーく (群馬の方言)
程度がはなはだしいさま。 そんなにおーく引っ張っちゃだめだ(そんなにひどく引っ張ってはだめだ)「オーカ」とも。
かつける (兵庫の方言)
ぶつける。 こら、犬に石かつけたらあかんどー(こら、犬に石をぶつけてはだめだよ)「かちける」とも。
かづげる・かつける (山形の方言)
他人のせいにする。 ほーゆーごどは、人さかづげでだめったな(そういうことは人のせいにしてはだめじゃないか)
きどごろね (山形の方言)
服をきたまま寝ること。うたたね。 ほだんどごさ、きどごろねしてわりったな(そんなところに服を着たまま寝てはだめだよ)「きどごね」とも。
けーがわりー (千葉の方言)
体の具合いが悪い。 けーがわりーからはだげさいがねー(体の具合が悪いから畑には行かない)
すてんぽてん (鳥取の方言)
だらしない。しまりがない。放縦だ。 あの男はすてんぽてんだけん、職を転々と変える。(あの男はだらしないから、職を転々と変える)
すなこい (宮城の方言)
筋があって嚙み切れない。 入れ歯でぁすなこいのはだめでがす(入れ歯では筋のあるものは食べられません)
だちかん (岐阜の方言)
だめだ。いけない。 そんなにあくれまわっちゃだちかん(そんなにあばれ回ってはだめだ)「だちかまい」(だめだろう)「だちきません」。(だめです)