はんかきらす (栃木の方言)
いたずらする。 この壁に、はんかきらしたのはだれだ(この壁に、いたずらしたのはだれだ)
はんかくさい (北海道の方言)
ばかげた。あほらしい。 なーにはんかくさいことゆってんの(何をばかみたいなことを言ってるんだ)
はんかくせぁ(1) (秋田の方言)
生意気だ。 東京さ行って来たどて、はんかくせぁぐなったな(東京に行って来たといって、小生意気になったな)
はんかくせぁ(2) (秋田の方言)
ばかくさい。 はんかくせぁごどしてしまった(ばかなことをしてしまった)「半可臭い」から。
はんかもん (千葉の方言)
お調子者。 あんにゃろははんかもんだ(あの野郎はお調子者だ)
はんざいこ (奈良の方言)
隙間。 あおんじょ、家と風呂場のはんざいこへ入りよったわ(青大将が、家と風呂場の隙間へ入って行った)
はんちく 【半ちく】 (東京の方言)
中途半端。 何をやらしてもはんちくだねーはんちくな仕事して
はんつ (奈良の方言)
数の不揃い。 この靴下、片一方しかないさかい、はんつかなー(この靴下、片一方しかないから、不揃いかもねえ)
はんてん 【袢纏着】 (東京の方言)
鳶職・大工・左官など屋(や)職(じょく)の人たち。 屋職っていう人は、もーいわゆるはんてん着ですね。これはもーことばが荒いんすよね
はんなり (京都の方言)
明るくて上品な。 はんなりした帯やなー(明るくて上品な色合いの帯だねえ)主に色彩について陽気で上品な明るさをいう。性格にも言う。