はだっこ (岩手の方言)
たこ(凧)。 きょ は[ha]、てんきいいすけぁ、はだっこあゲできるじぇ(今日は天気が好いから、凧あげが出来るよ)
はだって (静岡の方言)
わざと。故意に。 あのこははだっておひんぶっとる(あの娘はわざと上品ぶっている)
はだつ (栃木の方言)
完成した状態になる。実る。 小豆ができはだっても、忙しくって取りにも行げねー(小豆できても、忙しくて取りにも行けない)
はだづ (福島の方言)
始める。 そろそろ仕事、はだづべ(そろそろ仕事、始めよう)
はだてる (三重の方言)
新しく事を起こす。 つきまいりもいまさらはだてやんとこにーゆて(月忌参りもいまさら始めないでおこうよと言って)
はだる (宮城の方言)
せがむ。 孫がら小遣いはだられした(孫に小遣いをせがまれました)古語「はたる」から。
〜はだる (茨城の方言)
〜始める。 さめねうぢ、たべはだったらがっぺ(冷めないうちに、食べ始めたらいいでしょう)「〜はだづ」とも
はちがつだいみょう (奈良の方言)
農家の八月は、大名のようにゆっくりできることからこのように呼ばれる。 もうたーの水も心配せんでええし、この時期の百姓はほんまはちがつだいみょうや(もう田んぼの水についても心配がないので、この時期の農家…
はちこる (愛媛の方言)
はびこる。 草がはちこって、どんならんかい(雑草がはびこって、どうにもならないよ)
はちはん (富山の方言)
平然とした振る舞い。 ひとにめいわくかけてもはちはんのかおしとる(人に迷惑をかけても平然とした顔をしている)