うーばんぎゃー (熊本の方言)
大ざっぱだ。 うーばんぎゃーなこつばしよっと、わらわるるばい(大ざっぱなことをしていたら、笑われるよ)
およずく(1) (愛知の方言)
手だけを伸ばす。 なましーもんで、いざらんとおよずいとる(怠惰なので、動かないで手だけ伸ばしている)
ぐれる (静岡の方言)
捻挫する。 いしょーけっとばかいて足がぐれちゃった(石を蹴っ飛ばして足を捻挫した)
こそしー (石川の方言)
くすぐったい。 そんなことしたら、こそガしーガいや(そんなことをしたら、くすぐったいよ)「こちょガしー」「こそばい」「こそばしー」「こちょばしー」などとも。動詞「くすぐる」は「こそガす」。
こまか (福岡の方言)
細い。 こまかごたいばして(小さな体をして!)紐、木、腕、網の目などいずれにも使える。
こんきと (愛知の方言)
しばしば。 魚とりーこんきと川にいっとる(魚を捕りにしばしば川に行っている)
こーらい (滋賀の方言)
とうもろこし(玉蜀黍)高麗黍。 焼いたるこーらいは、こーばしてうまいもんや(焼いてあるとうもろこしは、香ばしくておいしいものだ)
さいがはやい (鳥取の方言)
すばしこい。はしこい。 さいがはやい子は、物覚えがえーし、なんたってかしけー(はしこい子は、物覚えがいいし、何と言っても利口だ)
さじー (大分の方言)
すばしっこい。利に敏い。抜け目がない。 あん子はこんめーときからさじー子じゃったなー(あの子は小さいときから抜け目がない子どもだったなあ)
しぇやみこぎ (秋田の方言)
怠け者。 あれだばしぇやみこぎで、ながなが起ぎでこねぁ(あいつは怠け者でなかなか起きてこない)「ひやみこぎ」「へやみこぎ」とも。