じぶき (北海道の方言)
地吹雪。 ひっといじぶきで顔まで雪まみれだ(ひどい地吹雪で顔まで雪まみれだ)積雪が強風により吹雪のようになる。
だりやめ (三重の方言)
疲れてだるい感じのするゆるい痛み。 こないだからえらいだりやめでさなー(先日からひどいだりやめでね)
てんご (京都の方言)
悪ふざけ。いたずら。 ほててんごしなや(ひどい悪ふざけをしたらいけないよ)
どーどーどーで (佐賀の方言)
盛んなさま。 あめんどーどーどーでふいよっけんが、いかれんばんたー(雨がひどいから、行けないよ)「どー」を三回反復する。
ひどい(1) (滋賀の方言)
むごい。あきれる意。 かわいそーに。よーも、ひどいことするもんや(可愛いそうに。よくも、むごいことをするものだ)
ひどい(2) (滋賀の方言)
すばらしい。ほめる意。 あんな、おぼたいもん持たーる。ひどい人や(あのような重い物を持ちなさる。すばらしい力持ちだ)
ひどい (徳島の方言)
すごい。えらい。 あんなこまい子が一人で大阪まで行ったんでよ。ひどいなあ(あんなに小さい子が一人で大阪に行ったんだよ。すごいなあ)程度が甚だしい場合に良い意味でも用いられる。
ほめき (三重の方言)
火のそばなどで顔がほてる。 ごみもやしとったらえらいほめきでなー(ごみを燃やしていたらひどい火照りでね)
ぼっこ (奈良の方言)
すごい。ひどい。 おまえ、そないなことぐらいでぼっこなこと言いな(おまえ、そのようなことぐらいで、そんなひどいことを言うなよ)