あたりがほー (三重の方言)
くじびきで決めること。 あたりがほーでよろしあすで(くじびきで決めてよろしいですから)「当たり果報」の意。
ごろたひく (香川の方言)
おおいびき。 あれと同じ部屋はいやでぇ、ごろたひくけん(大いびきをかくので、同部屋はお断り)
しゃぐ (愛媛の方言)
押しつぶす。 道におんびきがよーけしゃがれとる(道路でカエルがたくさんぺちゃんこになっている)
しんびきする (岐阜の方言)
迷う。 いっけのあねま、旅行にさそったが、えろーしんびきしておいでる(親戚の嫁さん、旅行に誘ったが、大変迷っていらっしゃる)
はなおど (青森の方言)
いびき。 隣のはなおどさしねくて、寝でらいね(隣で寝ている人のいびきがうるさくて、寝ていられない)
はなら (福島の方言)
いびき。 あんにゃのはなグら、せづねくてねらんにぇがった(兄のいびきが、うるさくて眠れなかった)
はなぐら (栃木の方言)
いびき。 酒飲むとはなぐらかぐんでねむれねー(酒を飲むといびきをかくので眠れない)
びき (広島の方言)
蛙。 このごらー、びきがおらんよーんなった、どがいしたんじゃろー(このごろは蛙がいなくなった、どうしたのだろう)
びっきょ (宮崎の方言)
かえる。 びっきょがげろげろせからしか(かえるがゲロゲロうるさい)「びきたろ」とも。