はちがつだいみょう (奈良の方言)
農家の八月は、大名のようにゆっくりできることからこのように呼ばれる。 もうたーの水も心配せんでええし、この時期の百姓はほんまはちがつだいみょうや(もう田んぼの水についても心配がないので、この時期の農家…
ひねくらしい (富山の方言)
年齢よりも老けてみえる。 ほんまにひねくらしいこや(本当に大人びた子どもだ)
ぶに (香川の方言)
運。 ぬしとに入られたんやて、ほんまにぶにのないやっちゃのー(泥棒に入られたんだって、本当に運のないやつだな)
ほめく (大阪の方言)
〈湿気が多くて〉蒸す。火(ほ)照(て)る。 「今日はえらいほめきやなあ」(今日はたいへん蒸し暑いねえ)「ほんまによーほめくなー」(本当によく蒸すねえ)
ほめく (兵庫の方言)
蒸し暑くなる。 今日はほんまよーほめくなー(今日は本当によく蒸すね)
ほんま (京都の方言)
本当。真実。 これほんまにもろてええのかいな(これ本当にもらっていいの)
みゃーらくもん (富山の方言)
道楽者。 ありゃ、ほんまにみゃーらくもんで(あいつは本当に道楽者で)
やこい (富山の方言)
やわらかい。 この餅ほんまにやこい餅や(この餅は本当にやわらかい餅だ)
〜やす (大阪の方言)
〜です。 ほんまそーやすなあ(本当にそうですねえ)
〜ゆーてゆー (岡山の方言)
〜と言う。 明日するゆーて言よーたけど、ほんまにするんじゃろか(明日すると言っていたが、本当にするんだろうか)