ほげる (宮崎の方言)
穴があく。 壁に穴がほげちょるが、どんげしたつか(壁に穴があいてるけど、どうしたんだい)
ほげる・ほがす (長崎の方言)
穴があく〈自動詞〉。穴をあける〈他動詞〉。 耳んすばほがしてよーっときーとかんね(耳の穴を開けてよく聞いておきなさい)
ほこる (宮崎の方言)
茂る。 ここんかたのにわは、くさがほこちょる(ここの家の庭は草が茂っている)
ほしばる (滋賀の方言)
星がたくさん出ている。 よんべは、ほらもー、星ばってた(昨夜は、そりゃもう、たくさん星が出ていた)
ほじねぁ (秋田の方言)
正気でない。ぼけている。 ほじねぁして、めんぼぐねぁがったんしな(ぼんやりして、申し訳なかったですね)「ほじなし」は「分別のない者」「馬鹿者」の意。
ほたえる (京都の方言)
ふざけて騒ぐ。暴れる。 廊下でほたえたらあかんがな(廊下でふざけて騒いではいけないでしょう)
ほたえる (兵庫の方言)
ふざけて暴れる。 そんなとこでほたえたら、他のお客さんにめーわくやろ(そんなところで暴れたら、他のお客さんに迷惑だろう)
ほたえる (和歌山の方言)
騒ぐ。ふざける。 ほたえんなよ(ふざけるな)
ほたくる (高知の方言)
ほったらかしにする。 ぎっちりさいそくしてきたけんどほたくっちょいた(しょっちゅう催促してきたけれどほうっておいた)
ほたゆる (熊本の方言)
騒ぐ。 あんまっほたゆっとでけんばい(あんまり騒ぐといけないよ)