かます (山形の方言)
かきまわす。 あまさげよぐかまして飲まんなね(甘酒はよくかきまわして飲まなければならない)
きずいな (富山の方言)
わがままだ。 そんなきずいなことでは世の中とおらんぞ(そんなわがままなことでは世間は通らないよ)
きりば (広島の方言)
まな板。俎板。真魚板。 きりばー、よー、ながしておけよ、鱗がちーとるけー(まな板をよく洗い流しておけよ、魚の鱗が付いているから)
きんかんなまなま (石川の方言)
雪道が凍ってつるつるの状態。 道、きんかんなまなまんなっとっさけ、気ーつけて(道の雪が凍ってつるつるになっているから、気をつけて)
くさし (福島の方言)
怠け者。 あいづは、くさしだがら、さっぱし仕事すすまね(あの人は、怠け者だから、さっぱり仕事が進まない)「たれか」とも。
こずく (長野の方言)
手間を惜しまない働き。 こずくがある人だねえ(億劫がらずにこまめに働く人だ)
〜こそ (三重の方言)
〜しか。 さけはたまにこそのまへん(酒はまれにしか飲まない)志摩では「〜より」「〜から」、伊賀では「〜はちゃ」。
こらえて (滋賀の方言)
勘弁して(おくれ)。 ほっこりすまんこっちゃ。どーか、こらえとくれ(全く以って済まない事だ。どうか勘弁しておくれ)
しがだねぁ (秋田の方言)
すまない。 あんだに皆やってもらって、しがだねぁな(あなたに全部やってもらってすまないね)
しょし(2) (秋田の方言)
すまない。 こんたにもらってしょしでぁ(こんなにもらってすまないね)「おしょし」とも。