じら (山口の方言)
わがまま。 じらをくる(駄々をこねる)「じら」を言う人のことは「じらくり」「じらくい(むし)」。
ずる (新潟の方言)
移動する。 汽車がずる(汽車が動く)物の面に接したまま動く。
せじゃな (鳥取の方言)
頑固な。お節介な。わがままな。 せじゃな老人は、気に入らんと何をいっても、なんぼしても耳を傾けようとせん(頑固な老人は、気に入らないと何をいっても、どうやっても耳を傾けようとしない)
そびく (長崎の方言)
引っ張る。 そびーたら破るっよー(引っ張ったら破れるよ)長いものを地面につけてそのままの状態で引きずる場合は「ぞろびく」。
たらがす (千葉の方言)
散らかす。散乱する。 たらがしたまんまにすんな(散らかしたままにするな)
でんきな (山口の方言)
意地っ張り。頑固。 あの人はでんきなけーのー(あの人は頑固だからね)「でんきさく」「でんきぼーず」頑固者、「でんきはる意地を張る・わがままをとおす」という表現もある。
〜なり (岡山の方言)
〜のまま。〜ごと。 このぶどー、皮なり食べれるけー、食べやしーわ(この葡萄は、皮ごと食べられるから、食べやすいよ)「〜まま」とも。
はらちえ (秋田の方言)
満腹だ。腹一杯だ。 まま食いしギで、はらちえ(ご飯を食べ過ぎて腹一杯だ)「腹(はら)強(つよ)い」から。
ひどろい (岐阜の方言)
眩しい。 夏はおてんとさまの光がひどろい(夏は太陽の光が眩しい)西美濃北・飛驒南・飛驒北部では「ままこい」とも。
まま (長野の方言)
崖。 こうもりは、ままんとこに、巣うかける(蝙蝠は、崖の所に巣をかける)