つくねる (兵庫の方言)
こねる。まるめる。 この餅もつくねんのか(この餅もまるめるのか)
つっつぐばる (岩手の方言)
しゃがむ、うずくまる。 みつからねぁよに、つっつぐばってろ(見つからないように、しゃがんでなさい)
つっぺーる (茨城の方言)
水にはまる。 あそごの水溜まりさー、つっぺーっちゃった(あそこの水溜まりにはまってしまった)
とじかる (静岡の方言)
絡まる。 糸ガとじかっちゃって凧ガあがらねー(糸が絡まっちゃって凧があがらない)
どのる (福島の方言)
痛みが治まる。 さすけね、すぐどのっから(大丈夫、すぐ痛みが治まるから)
にかむ (青森の方言)
しわになる。 服ただんでおがねば、にかんでまるや(服を畳んでおかないとしわになってしまうよ)
ぬぐだまる (岩手の方言)
温まる。 こだっつさへぁてらば、ぬぐだまってきた(炬(こ)燵(たつ)に入っていたら、体が温まってきた)
ばって (鹿児島の方言)
しかし。 むかしゃ、あつまっしもうけかったとばってなー(昔は集まる人も多かったけれどねえ)博多・長崎の「ばってん」につながる語。
ひぼ (埼玉の方言)
紐。 ひぼで枝をまるくのがよかんべー(紐で枝を束ねるのがよいだろう)
へたる (広島の方言)
座る。正座する。うずくまる。 きちんと、へたらにゃーいけん(きちんと正座しなくてはいけない)