あづばる (福島の方言)
集まる。 みんな、こごさあづばれ(みんな、ここに集まれ)
あばかん (島根の方言)
ありあまるほど。 柿が、あばかんほどなった(柿が食べきれないほどなった)
いきたむながる (大分の方言)
行きたくないと強く思う。 こん子は学校にいきたむながっち、こまる(この子は学校に行きたくないと言って、困る)
いこら (三重の方言)
行こうよ。 えーいこら、いこら(家へ行こう、行こう)「いこらい」「いこれ」とも。「いこ」だけでも勧誘になるが、「ら」や「れ」がついて誘いの表現に決まる。
いっとまが (青森の方言)
ちょっとの間。 いっとまがの内に終わってまるや(ちょっとの間に終わってしまうよ)
いぼる (福岡の方言)
ぬかるみにはまる。 いぼって、うごかれんごとなった(ぬかるみにはまって動けなくなった)
うたき (沖縄の方言)
御嶽。 うたき うぅてぃ うぐぁんぐとぅ はじまいん(御嶽で祈禱が始まる)樹木が生い茂っていて大きな岩などもある村はずれの聖域。
かまど (青森の方言)
財産。 放蕩してれば、かまど消してまるや(放蕩していると、財産をなくしてしまうよ)
がぼる (福井の方言)
雪や泥に足がはまる。 雪に足がぼってよわったのー(雪に足がはまって困ったねえ)「ごぼる」「がぶる」とも。嶺南では「ぐいる」「ぐわる」。
きぶっせい (東京の方言)
気がつまる感じ。 おばーさんに会うとどこか気ぶっせい