しょんなか (熊本の方言)
仕方がない。 しょんなかけんてあきらむっとは、まだ早かぞ(仕方がないからってあきらめるのは、まだ早いぞ)
じーけ (山梨の方言)
じゃんけん。 どっちがさきーするかじーけで決めるじゃん、じーけっぴ(どちらが先にするかじゃんけんで決めよう、じゃんけんぽん)
すばだかげる (岩手の方言)
柿や栗などの実を、手頃な短い棒切れや石などを投げつけて落とす。 さおつかえば、えだっこいだめるはんて、ずばだかげで、うめぐおどせよ(竿を使って落とすと、枝を折ったりするので、石を投げて落としなさいよ)
ずる (宮崎の方言)
移動する。詰める。 ちょっつ、ずっくんないよ(ちょっと、詰めてください)
せる (大分の方言)
押す。後ろから力を加えて前に進める。 すまんけんど、ちょーいと車椅子ーせっちくれんかえ(すまないけれど、ちょっと車椅子を押してくれませんか)
そざす (宮城の方言)
損なう。いためる。 そったにほんそざしてはわがんね(そのように本を粗末にしてはいけない)古語「損ざす」から。
たてる (徳島の方言)
閉める。 戸をたてて出ていてよ(戸を閉めて出て行ってよ)
たばう (兵庫の方言)
貯める。 あの人はたばいがええ(あの人は貯えがよい人だ)但馬では「たばる」とも。
たらかす (新潟の方言)
だます。子どもをなだめる。 子どもをたらかす(子どもをなだめすかす)
ちぇすと (鹿児島の方言)
それ。 ちぇすといけ(それ行け)動作を始める時のかけ声。