もじく (和歌山の方言)
壊す。 壁をもじく(壁を破壊する)
もじく (千葉の方言)
果物などを枝から取る。もぐ。 柿欲しんなら裏からもじいてこ(柿が欲しいなら裏からもいできなさい)
もじける (新潟の方言)
人見知りをする。 この子はもじけてんらわね(この子は、人見知りをしているんだよ)
もじける (和歌山の方言)
壊れる。つぶれる。 おもちゃ、もじけた(おもちゃが壊れた)
もじゃくたらね (山形の方言)
どうしようもない。幼稚だ。 なんぼおしぇてもおぼえでねぐで、もじゃくたらねやろだ(いくら教えても覚えていなくてだめな野郎だ)「もじゃくたね」とも。
もじゃくる (岐阜の方言)
こんがらかる。 そんなふーにやったら、よけーもじゃくってまうがや(そんなふうにやったら、よけいにこんがらかってしまうでしょう)
もじゃくれる (神奈川の方言)
糸などが、もつれる。 ひぼガよー、もじゃくれちゃってよー、どーしょーもねーよー(ひもがね、もつれてしまってね、どうにもならないよ)
もじゃぐる (福島の方言)
丸めて、しわくちゃにする。 紙をもじゃぐって、ごみ箱さなゲろ(紙を丸めて、ごみ箱に捨てろ)「なげる」は「捨てる」こと。