あじこと (富山の方言)
心配。 何の便りもせんもんで、あじことしとったわ(何の便りもしないものだから、心配していたよ)
あずる (山口の方言)
手こずる。困る。 おやつばっかり食べよるけー、あの子にもあずったもんじゃねー(おやつばかり食べているから、あの子にも困ったものだね)
いらう (京都の方言)
〈物に〉触る。いじる。 大事なもんやからいろたらあかんえ(大事なものだからいじったらだめだよ)
うっさふくらさ (沖縄の方言)
大きな喜び。 ぬーん うっさふくらさ そーてぃる する むん やさ(何事も喜んでやるものだ)
うんてー (千葉の方言)
重たい。 こりゃうんてーもんだ(これは重たいものだ)
おじゃみ (広島の方言)
お手玉。 こまーおりにゃー、よー、おじゃみゅー、しょーった(幼いころには、よくお手玉をしたものだ)
おだっくい (静岡の方言)
お調子者。おだてに乗る人。 あのひたーおだっくいので困ったもんだ(あの人はお調子者で困ったものだ)
がんび (北海道の方言)
白樺の木やその皮。 むかしはがんび、すとふのたきつけにしたもんだ(昔はがんびをストーブのたきつけにしたものだ)「すとふ」は古い言い方。
くださいな 【下さいな】 (東京の方言)
子どもが菓子屋などの店先で言うことば。女の子は「ちょうだいな」が多い。 子どもの頃、店の人がいない時に、少し声を大きくして「くださいな」と言ったものだ
くびこんま (福島の方言)
肩車。 わらしは、くびこんましてやっと喜ぶもんだ(子どもは、肩車をしてやると喜ぶものだ)「てんぐるま」とも。