はんかくせぁ(2) (秋田の方言)
ばかくさい。 はんかくせぁごどしてしまった(ばかなことをしてしまった)「半可臭い」から。
はんかもん (千葉の方言)
お調子者。 あんにゃろははんかもんだ(あの野郎はお調子者だ)
はー(1) (茨城の方言)
もう。 なに、はーおわったんか(なに、もう終わったのか)
ばさらか (福岡の方言)
とても。 せーろむしば、くーていかんかんも。ばさらうまかばんも(せいろう蒸しを食べていきませんか。とてもおいしいですよ)
〜ばし (熊本の方言)
〜なんか。 あたにばし言(い)よんね(あんたになんか言ってはいない)強調。「ばし」は仮定条件・反語文・疑問文・推量文の中で用いられる。
ばんかけ (富山の方言)
小さめの風呂敷。 ばんかけをもってきたがいけど(風呂敷を持ってきたんだけど)
びんだれ (愛媛の方言)
服装などのだらしない人。 ズボンからシャツ出して、びんだれじゃのー(ズボンからシャツを出して、だらしないなあ)原義は「鬢垂れ」。南予では「びったれ」。
ぶえん (鹿児島の方言)
鮮魚。 ぶえんはいーやはんどかい(鮮魚はいりませんか)「塩をしていない魚」の意。
ぶる (香川の方言)
漏る。 どっからぶっりょんぞ、かーらがはっぜとんか(どこから漏っているんだ、瓦がはずれているのか)
へんかす (青森の方言)
叩く。 親父さ怒らえで、わっつどへんかさえだ(親父に怒られて、思いっきり叩かれた)