かんぴんたん (三重の方言)
干からびた状態・物。 ごはんさんかんぴんたんなっとるわ(お供えのご飯が干からびてかちかちになってるわ)漢字は「寒貧短」。
がまだす (佐賀の方言)
精出して働く。 むかしんこどま、ちんかもんもがまだしよりましたばな(昔の子どもは年少者も懸命に働いていましたよ)
きんかんなまなま (石川の方言)
雪道が凍ってつるつるの状態。 道、きんかんなまなまんなっとっさけ、気ーつけて(道の雪が凍ってつるつるになっているから、気をつけて)
ぎょーさん (大阪の方言)
たくさん。 ぎょーさんあるかおもてたら、なんもあれへんかったで(たくさんあるかと思っていたら、何もなかったよ)
くじっかてーに (神奈川の方言)
律儀に。かたく。 くじっかてーに、おけーしなんか、しなくっても、いーだよー(律儀に、お返しなどしなくても、いいんだよ)
〜くらい (滋賀の方言)
当然視を強調の接尾語。 せつかれんかて、ほらー、するくらい(せき立てられなくても、そりゃ、当然するとも)
ぐつわるい (京都の方言)
都合が悪い。 今日はぐつわるいさかい、あしたにしてんか(今日は都合が悪いので、明日にしてくれないか)
〜け (富山の方言)
〜ですか。 こっちにこられんけ(こちらにいらっしゃいませんか)親しみをもって問い、念をおす文末詞。
げと (徳島の方言)
最下位。 わたしやいつもげとじゃ(私なんかいつも最下位だ)「げっとー」「げとっぱ」「げとべ」「どべ」などとも。
〜げな (福岡の方言)
伝聞。例示。 あのひたー、ごーかくしたげな(あの人は合格したそうだ)なんでがっこーげな、いかんといかんとねー(どうして学校なんか行かないといけないの?)