ぶっさーる (神奈川の方言)
「すわる」を強めたことば。 そんなとけー、ぶっさーってんなよー(そんな所にでんとすわっているなよ)
ぶっとく (岐阜の方言)
ほおっておく。 そんなやんちゃもん、だちかん、ぶっとけ(そんなやんちゃな子は、だめだ、ほおっておけ)
ぶんずいろ (福島の方言)
山ぶどう色。 寒くて唇がぶんずいろんなってきた(寒くて唇がくすんだ紫色になってきた)
へでなし (福島の方言)
いいかげんなこと。 へでなし、かだってんでねーど(いいかげんなこと、言ってるんじゃないぞ)
へんねしがる (岐阜の方言)
妬む。羨ましがる。 おめー、そーへんねしがっちゃあかん(あなたはそんなに羨ましがっては駄目だ)
べっこう (和歌山の方言)
余計なこと。 べっこうすんな(余計なことをするな)
べっちゃ (石川の方言)
違う。いいえ。〈応答詞〉 「われか、こんなんしたガ」(おまえか、こんなことをしたのは)「べっちゃ」(いいえ)
べっちょない (兵庫の方言)
大丈夫だ。別状ない。 そんなつめたいもんばっかりくーてべっちょないか(そんな冷たいものばかり食べて大丈夫か)
ほえる (島根の方言)
〈特に子どもが〉泣く。 ほえちょーばっかーで、どげんならん(泣くばかりで、どうにもならない)
ほげ (大分の方言)
でたらめ。 まーたそげなほげを、言うち(またそんなでたらめを言って…)「法外」の転。「ほげほっぽう」は強調形。