あまる (島根の方言)
落雷する。 かんなりのあまーやーな声で、えわっしゃー（雷の落ちたような声で言われる）
あらえまで (茨城の方言)
食事の後、食器などを洗い片づけること。 あらえまでやんなくちゃなんねんだよ（食事の後片付けをしなければならないんだよ）
あらくたい (和歌山の方言)
荒々しい。乱暴な。 あらくたいことすんなよ（乱暴なことをするな）
あらけない (愛知の方言)
乱暴な。荒々しい。 そんなあらけねぁーことやらずにおけ（そんなに乱暴なことをしないでやめろ）
あらずか・あらすか (長野の方言)
無い〈反語〉。 そんなことあらすか（そんなことあるか、いやない）
あんきだ (神奈川の方言)
安心だ。 おめーらガ、みんなこどまーでけーからあんきだなー（お前の家は、みんな子どもが成長しているから安心だな）
あんきまごろく (愛媛の方言)
のんきもの。 こがなあんきまごろくた、思わなんだ（こんなのんきものとは思わなかった）
あんごー (岡山の方言)
馬鹿。 あのかー、そねーなことしてあんごーじゃ（あの子は、そんなことして馬鹿だ）さらにひどい場合を「大あんごー」とも。
あんじだす (宮城の方言)
思い出す。 さぇふ、どごさほろったがおぢづいであんじだしてみさえ（財布をどこに落としたのか落ち着いて思い出してごらんなさい）
あんべ (青森の方言)
具合。状態。 体あんべどんでらば（体の具合はどんな様子でいるか）
