〜あす (三重の方言)
〜です。 きょうはまたえらいさぶあすなー(今日はまたひどく寒いですね)形容詞および形容詞型活用の語の語幹について丁寧の意を添える。
あずげる (山形の方言)
与える。 こだなあぶないもの、子どもさあずげでだめだ(こんな危ないものを子どもに与えてはだめだ)
あたくる (和歌山の方言)
甘える。 えー年をして、あたくるではない(いい年をして甘えてはいけない)
あたる (石川の方言)
貰える。 あの会社は、いつもかもボーナスでっかいことあたるんやといね(あの会社はいつもボーナスがたくさん貰えるんだそうだよ)
あたる (福井の方言)
貰える。 ご飯、ぎょーさんあたって、腹はったわの(ご飯がたくさん貰えて、お腹が一杯になったよ)
あったらか (長崎の方言)
惜しい。 あったらかばよ。ふつっとは。まだ使わるっとに(惜しいなあ。捨てるのは。まだ使えるのに)
あったらしか (鹿児島の方言)
もったいない。 まだつこがなって、あったらしかことしやんな(まだ使えるのに、もったいないことをするな)古語の「あたらし〈惜〉」の意味を残している。
あばさける (福井の方言)
ふざける。 いつまでもあばさけてえんと、はよしねーの(いつまでもふざけていないで、早くしなさいよ)「きざえる」とも。
あびーん(2) (沖縄の方言)
呼ぶ。泣く。吠える。 あんまーが っやー あびとーんどー(お母さんが君を呼んでいるよ)いのー ゆー あびーんや(犬はよく吠えるね)
あめる (北海道の方言)
食べ物がいたむ。すえる。 このごはんあめてんでないの?(このごはん、すえているんじゃない?)