しぇやみこぎ (秋田の方言)
怠け者。 あれだばしぇやみこぎで、ながなが起ぎでこねぁ(あいつは怠け者でなかなか起きてこない)「ひやみこぎ」「へやみこぎ」とも。
じぇんこ (秋田の方言)
お金。 じぇんこねぁして、なもかもならねぁ(お金がなくて、どうにもこうにもならない)「銭(ぜに)っこ」から。
じなくそゆー (鳥取の方言)
無理をいう。片意地を張る。 やつは自分の意見が通らんといって、いっつもじなくそゆってだだをこねる(あの男は、自分の意見通らないといって、いつも片意地張って駄々をこねる)
じら (山口の方言)
わがまま。 じらをくる(駄々をこねる)「じら」を言う人のことは「じらくり」「じらくい(むし)」。
そこっと (岩手の方言)
静かに。 おぼこねってだがら、そこっとしてろ(赤ん坊が眠っているので、静かにしなさい)
た(っ)ける (山口の方言)
叫ぶ。 こねーな夜中にたっけりんなーや(こんな夜中に叫ぶなよ)
つくねる (兵庫の方言)
こねる。まるめる。 この餅もつくねんのか(この餅もまるめるのか)
とこねん (奈良の方言)
夕涼み用の台。 仕事をしもて、とこねんで食べるまっかはほんまおいしいなあ(仕事を終えて夕涼みの台に座って食べるマクワウリは本当に美味しいね)
どでんする (秋田の方言)
びっくりする。 こねだの地震だば、どでんしたな(この間の地震にはびっくりしたな)「どってんする」とも。「動転する」から。
はぐる (埼玉の方言)
〜しそこなう。 一度寝はぐったら、はー眠れねー(一度寝そこねたら、もう眠れない)