きぴちょ (宮城の方言)
急須。 ほのきぴちょ、こっちさ回してけさえ(その急須をこちらによこしてください)中国から伝わったお燗の道具「急焼(きひしゃお)」から。「きびちょ」とも。
きゃっきゃがくる (香川の方言)
いらだちの擬音語。 きゃっきゃがきて、いんでしもうた(仕事がうまく捗らないないので、いらいらして、返っていった)
きゃっぱりする (岩手の方言)
足を滑らして川に落ちる。 きゃっぱりして、くづ、ねぁぐしてしまったおんや(川に落ちてしまって靴を無くしてしまったよ)
きゃーなえる (長崎の方言)
ひどく疲れる。 きゅーは仕事のきつーして、きゃーなえたばい(きょうは仕事が辛くてひどく疲れたよ)
きょーさめー (鳥取の方言)
不思議な。珍しい。予想外な。 なんぼ探してもぜにぶくろがないなんて、きょーさめーことだ(いくら探しても財布がないなんって、不思議なことだ)
きりば (広島の方言)
まな板。俎板。真魚板。 きりばー、よー、ながしておけよ、鱗がちーとるけー(まな板をよく洗い流しておけよ、魚の鱗が付いているから)
きんとすわっ (鹿児島の方言)
正座する。 きんとすわっせえ、えさつしやい(正座をしてあいさつをしなさい)
きんにょ (島根の方言)
昨日。 そげなはなし、きんにょしちょった(そんな話を昨日していた)
ぎっちり(2) (高知の方言)
たゆむことなく。 ぎっちり勉強しゆーき、成績もえいちや(精を出して勉強をしているから成績も良いよ)
ぎゃーけ (佐賀の方言)
風邪。 がばい寒かぎー、ぎゃーけばせんごとしときんしゃい(とても寒いから、風邪をひかないようにしておきなさい)「咳気」。