くださいな 【下さいな】 (東京の方言)
子どもが菓子屋などの店先で言うことば。女の子は「ちょうだいな」が多い。 子どもの頃、店の人がいない時に、少し声を大きくして「くださいな」と言ったものだ
くびこんま (福島の方言)
肩車。 わらしは、くびこんましてやっと喜ぶもんだ(子どもは、肩車をしてやると喜ぶものだ)「てんぐるま」とも。
ぐだめぐ (青森の方言)
小言をいう。 財布落どして、かがさぐだめがえだ(財布を落として、妻に小言をいわれた)南部では「ごもめぐ」。
ぐつわるい (京都の方言)
都合が悪い。 今日はぐつわるいさかい、あしたにしてんか(今日は都合が悪いので、明日にしてくれないか)
ぐれる (静岡の方言)
捻挫する。 いしょーけっとばかいて足がぐれちゃった(石を蹴っ飛ばして足を捻挫した)
ぐーばみる (長崎の方言)
業を見る。苦労する。つらい思いをする。 ぐーば見とらすたい(つらい思いをしていらっしゃる)
けそかんと (岐阜の方言)
ぼんやりと。 あのじん、さっきからけそかんとしちょるが、でーじょーぶか(あの人、先ほどからぼんやりとしているが大丈夫ですか)
けつる (愛媛の方言)
蹴る。 机はけつるもんじゃないがな。そななことおしなや(机は蹴るもんじゃないよ。そんなことをしてはいけません)
けんずい (滋賀の方言)
小昼。中間の食事。 昼、たんとくてなガら、もーはい、けんずい待ちしとる(昼にはたくさん食べていながら、も早、小昼待ちをしていよる)
けんちょいき 【県庁行き】 (大分の方言)
よそ行きの上等の服。一張羅。 あんた、けんちょいき着ち、どきー行きよるかえ(あなた、そんないい服装をして、どこに行こうとしているの?)