しんびきする (岐阜の方言)
迷う。 いっけのあねま、旅行にさそったが、えろーしんびきしておいでる(親戚の嫁さん、旅行に誘ったが、大変迷っていらっしゃる)
じぇんこ (秋田の方言)
お金。 じぇんこねぁして、なもかもならねぁ(お金がなくて、どうにもこうにもならない)「銭(ぜに)っこ」から。
じなる (栃木の方言)
怒鳴る。 水わすらをしていると、きもんがくさるといって、とーちゃんがじなった(水をいたずらしていると、着物が濡れるといって、お父さんが怒鳴った)
じぶん (山梨の方言)
あなた。おまえ。 ちょっとじぶん、じぶん、早く来てー(ちょっとあなた、あなた、早く来てー)親しい人や、同等もしくは目下の人に対しての二人称。
じゅるい (兵庫の方言)
ぬかるんでいる。 じゅるい田んぼで麦まきしてん(ぬかるんだ田で麦まきしたんだよ)但馬では「じるい」とも。
じょら (大阪の方言)
あぐら。 あし、しんどいさかい、じょらかかせてもらいまっさ(足がきついのであぐらをかかしてもらいます)
じんぎ (埼玉の方言)
辞儀。挨拶。 世話になったから良くじんぎゆっとくんだよ(お世話になったからよく挨拶をしておくんだよ)
すっぺすっぺ (愛知の方言)
貸し借り無し。 ありがとだけでおいて、すっぺすっぺにしとこまい(有り難うと言うだけで、貸し借り無しにしておこう)
すてて (岩手の方言)
片足跳び。 すててギで きょうそしてみるべが(片足跳びで競争してみようか)
すらごつ (佐賀の方言)
噓。 なめた口ばききよるどん、すらごつもほどほどにしとかんけ(なめた口をきいているけれども、噓もほどほどにしておけよ)