ずのぼせ (茨城の方言)
自慢していい気になる。 しってっからって、ずのぼせやガんじゃねー(知っているからといって、自慢していい気になるなよ)
ずへらっと (宮城の方言)
ぼんやりしているさま。横着なさま。 ただずへらっとしてねで、すこす手伝え(ただぼんやりとしていないで、少し手伝え)
ずんだれ (宮崎の方言)
だらしがない。 ずんだれちょらんで、はしとし(だらしなくしていないで、ぴしっとしなさい)
せじゃな (鳥取の方言)
頑固な。お節介な。わがままな。 せじゃな老人は、気に入らんと何をいっても、なんぼしても耳を傾けようとせん(頑固な老人は、気に入らないと何をいっても、どうやっても耳を傾けようとしない)
せちべん (兵庫の方言)
けち。 そんなせちべんなことばっかりしとったら笑われっど(そんなけちなことばかりをしていたら笑われるよ)
せっちょはぐ (岩手の方言)
難儀する。 おーゆぎふっただす、せっちょへぁで、がっこさいったず(大雪がふったので、難儀して学校に行ったそうだ)
せつなか (佐賀の方言)
窮屈だ。 また肥えたけん、シャツんボタンのせつーなかごとしとったいえー(また太ったから、シャツのボタンが窮屈そうにしているじゃないか)
せつろしー (滋賀の方言)
煩わしい。 あの人の話はなごーて、ほんま、せつろして、かなん(あの人の話は長くて、ほんとうに煩わしくて、嫌だ)
せづなえ(1) (茨城の方言)
貧しい。 とーちゃんはやぐにしんでー、せづねーくらししてんだど(父さんが早く亡くなって貧しい暮らしをしているそうだ)
せられー (岡山の方言)
しなさい。 えー加減にしてはよーせられー(いい加減にして早くしなさい)