ひして (栃木の方言)
終日。一日中。朝から晩まで。 隣りのおばーさんは、ひしておぎにあすびにやってくる(隣りのばあさんは、一日置きに遊びに来る)
ひずがねえ (岐阜の方言)
元気がない。 ひずがねえ顔しちょるが、どっか悪いことねーか(元気のない顔をしているが、どこか悪いことないか)
ひだるがみ (奈良の方言)
山中で出くわす悪霊。 これに取り憑かれるといくら歩いても歩いても、いつの間にか元の場所に迷い戻るという。この悪霊は食べ物を供えると祓うことができるので山中を歩く時は弁当を少し残して、持って歩く必要があ…
ひとすばえする (大分の方言)
〈子どもが〉来客などに興奮してまつわりつくこと。 こら!お客さんにひとすばえすんな!(これ!お客さんにまつわりついたらいけないよ)「人見知り」の反対。
ひとまめ (茨城の方言)
人見知り。 あのこども、ひとまめしてべそかえでるわ(あの子どもは人見知りをして泣いているよ)
ひねくましー (岐阜の方言)
年齢よりもふけて見える。 苦労するとみえてひねくましー顔しとる(苦労をするとみえて年よりもふけた顔をしている)
ひょーぐる (群馬の方言)
〈水などが〉勢いよく噴き出す。 ホースから水がひょーぐっておーごとしたよ(ホースから水が吹き出して大変だったよ)
ひんつけ (宮崎の方言)
かっこつけ。 ひんつけばっかいしちょってんだめど(かっこつけだけしていてもだめだよ)
びっしゃげる (長崎の方言)
押しつぶされる。 卵ば落としてびっしゃげた(卵を落としてつぶれてしまった)
びんだれ (愛媛の方言)
服装などのだらしない人。 ズボンからシャツ出して、びんだれじゃのー(ズボンからシャツを出して、だらしないなあ)原義は「鬢垂れ」。南予では「びったれ」。