びんぶく (山口の方言)
肩車。 びんぶくしちゃげる(肩車をしてあげる)幼児語。「びんびく」「びんぼく」とも。
ぴりぴりする (兵庫の方言)
雨が少し降る。 あっ、ぴりぴりしてった。いそごか(あっ、雨が少し降ってきた。急ごうか)
ふぐす (宮城の方言)
復習する。 学校の本ふぐしてがら遊びさ行げ(教科書を復習してから遊びに行け)
ふったげる (茨城の方言)
火を焚きつける。風呂を沸かす。 ひー、ふったげろ(火を焚きつけろ)ふろ、ふったげどげ(風呂を沸かしておけ)
ふとか (長崎の方言)
大きい。 昨日はふとか魚ばつりおとしてねー(昨日は大きい魚を釣り落してねえ)
ふのわるか (長崎の方言)
運が悪い。 ふの悪して交通事故におーた(運が悪くて交通事故に遭った)ふのよか運がいい。
ふーがわりー (岡山の方言)
みっともない。体裁が悪い。 あねーな格好してから、ふーがわりー(あんな格好をして、みっともない)
ふーけもん (佐賀の方言)
馬鹿者。 こげんこつばゆーち、こんふーけもんが。とんこじーて(こんなことを言って、この馬鹿者が。反抗して)
ぶえん (鹿児島の方言)
鮮魚。 ぶえんはいーやはんどかい(鮮魚はいりませんか)「塩をしていない魚」の意。
ぶしょったい (静岡の方言)
不潔だ。だらしない。 そんなぶしょってーなりーしてどけーいくだ(そんなだらしないだらしない格好してどこへ行くんだ)