むじー (宮崎の方言)
かわいらしい。 んーだまー、ちんこめしてむじもんじゃ(あらまあ、小さくてかわいらしいこと)「むぞらし」「むぞらしー」とも。
むっためがす (岩手の方言)
物事を懸命にやる。 このしゴど、むっためがしてやっただす、はやぇぐおわったじぇ(この仕事を一生懸命にしたから、早く終わったよ)
むつこい (愛媛の方言)
脂っこい。味がしつこい。 ちーとむつこいかなー、ゆー差しとおみや(ちょっと味が濃すぎるかな、湯を差してごらん)東予では「むつごい」。
めらってー (神奈川の方言)
〈目の前で子どもが騒ぎ回ったりして〉うるさい。 この餓鬼ども、めグらってーなー(この子どもら、うるさいなあ)
めげる (岡山の方言)
壊れる。 このとけー、めげとらー。動きゃーへんが(この時計は壊れているよ。動かないじゃないか)「めぐ」は「壊す」の意。「めーでしもーたわ壊してしまったよ」
めためた (群馬の方言)
めったやたらに。どんどん。 そんなことべーめためたやってねーで、ちごーこともしろ(そんなことばかりやたらにしていないで違うこともしろ)
めった (高知の方言)
しまった。 めった、汽車に間にあわんなったき遅れるゆーて電話で連絡しちょいて(しまった、汽車に間に合わなくなったから遅れると電話で連絡しておいて)
めとにする (石川の方言)
馬鹿にする。 えーな、わりゃ、わしんこと、めとにしとらんか(ええい、お前は俺のことを馬鹿にしていないか)
めぼ (愛媛の方言)
ものもらい。 めぼは、井戸い大豆落として、めぼが落ちた言うたら治るんじゃと(ものもらいは、井戸へ大豆を落として、ものもらいが落ちたと言ったら、治るんだそうだ)「めーぼ」「めいぼ」とも。
めめぐる (茨城の方言)
芽を出す。 まーた、めめぐんねな、ほっくりかえしてみでみっか(まだ、芽を出さないね、掘り出して見てみようか)