もーあしびー (沖縄の方言)
農村で若い男女が夕食後、野原に出て三線を弾いて歌ったり語ったりなどして遊ぶこと。 にーしぇーたーが もーあしびー そーん(青年達がもーあしびーしている)もーあしびーが いちゅん(もーあしびーに行く)「…
やぐらしか (佐賀の方言)
うっとうしい。うるさい。 〈家の中で騒いでいる子どもに〉あーやぐらしか。まちーっとじっとしとんさい(ああうるさい。もう少しじっとしていなさい)
やけずる (愛知の方言)
火傷する。 ストーブに寄るとやけずってまうぞ(ストーブに近づくと火傷してしまうよ)「火傷」は「やけずり」。
〜やして (和歌山の方言)
〜じゃないですか。 やっぱりそやして(やっぱりそうじゃないですか)
やせったい (山梨の方言)
気ぜわしく落ち着かない。 ぼこん大きくなって歩き出してやせったい(子どもが大きくなって歩き出して落ち着かない)
やちゃくちゃね(1) (山形の方言)
乱雑だ。 人来ってば、なんでらかんでらみなひっぱりだして、やちゃくちゃねこど(人が来るのに何でもかんでもみな引っ張り出して乱雑だこと)
やっせん (鹿児島の方言)
役に立たない。 こんカバンな、こもしてやっせんじゃった(このカバンは小さくて役に立たなかった)やっせんぼ(役立たず)「役せぬ」の転じた語。
やつす (大阪の方言)
おめかしする。化粧する。 そんなにやつして、今からどこいきはんの(そんなにおめかしして今からどこへいらっしゃるの)
やつす (兵庫の方言)
おしゃれをする。 そないにやつしてどこ行きや(そんなにおしゃれをしてどこへ行くんだ)
やつす (和歌山の方言)
おめかしする。 えらいやつして、どこいくんよ(随分おめかしして、どこに行くんだよ)