せすい (奈良の方言)
利益の薄い。 この儲け、そねんせすいんか(この儲けは、そんなに薄いのか)
せせくる (静岡の方言)
いじる。もてあそぶ。 あんまりせせくると傷が腫れるぞ(あんまりいじくると傷が腫れるぞ)
せせる (岐阜の方言)
弄る。 おい、浮きよー見とらなあかんがや、せせっとるやねーか(おい、浮きよく見ていなければ駄目ではないか、餌をいじっとるではないか)
せたらう (奈良の方言)
背負う。 この風呂敷をせたらって(せたろーて)帰ってんか(この風呂敷を背負って帰ってね)
せだいて (富山の方言)
急いで。 せだいていかんとまにあわんよ(急いで行かないと間に合わないよ)
せちべん (兵庫の方言)
けち。 そんなせちべんなことばっかりしとったら笑われっど(そんなけちなことばかりをしていたら笑われるよ)
せっこがいー (群馬の方言)
よく働く。 あそこんちの嫁さんは、せっこがいー(あそこの家の嫁さんはよく働く)
せっこぎ (岩手の方言)
怠けること。怠け者。 せっこぎさねで、ちゃんちゃんとかせゲ(怠けないで、しっかりと働きなさい)
〜せった (神奈川の方言)
〜といった。 あいつのなめー、なんせったっけよー(あいつの名前は、何といったかなあ)
せっちょ (栃木の方言)
世話をやき過ぎること。おせっかい。 赤ちゃんをせっちょし過ぎたもんだがら、とーとー泣ぎそっぺになった(赤ちゃんにおせっかいをし過ぎたために、ついに泣き出しそうな顔になった)