たまか (東京の方言)
倹約すること。質素。けち。 そこの奥さんが大変たまかな人で
たまか (群馬の方言)
倹約。物を粗末にせず慎ましいこと。 男のかぜぎより女のたまかだ(男の稼ぎより女の慎ましい生活ぶりの方が上だ)
たまか (埼玉の方言)
倹約がうまい。粗末な。 たまかにしてりゃ金がたまらい(倹約していれば金がたまるよ)
たまがる (福岡の方言)
驚く。 じしんで、たまがった(地震で驚いた)
たまがる (佐賀の方言)
驚く。 そん話ばきーち、たまがってこそらっとにげだしたげな(その話を聞いて、驚いてこっそり逃げ出したそうだ)
たましぽろぎ (秋田の方言)
失神するほど驚くこと。 草むらがら蛇出はってきて、たましぽろぎした(草むらから蛇が出てきて、びっくり仰天した)「魂ほろく」は「失神する」。「ほろく」は「ぶるぶると振るい落とす」「すっかり失う」の意。
たまたま (千葉の方言)
初めて。 そんな話、たまたま聞いだなー(そんな話、初めて聞いたなあ)
たまー(るか) (高知の方言)
感嘆詞。 たまーるか、こんなふとい西瓜はめったにないが(まあ、こんなに大きいスイカは滅多にないよ)