つく (和歌山の方言)
押す。 じてんしゃ、つく(自転車を押す)
つくだる (山口の方言)
疲れ果てる。つぶれる。腐る。 今日は仕事が多くて、つくだったっちゃ(今日は仕事が多くて、疲れ果てたよ)
つくなむ (兵庫の方言)
しゃがむ。 そんなとこでつくなんで、何しとんどい(そんな所でしゃがんで何をしているのだ)
つくなむ (山口の方言)
しゃがむ。 つくなんだら、えらいんちゃ(しゃがんだら、苦しいのよ)
つくなむ (徳島の方言)
しゃがむ。 つくなんで待っちょったら、足がすくんでしもーた(しゃがんで待っていたら、足がすくんでしまった)「つくまむ」とも。
つくねる (兵庫の方言)
こねる。まるめる。 この餅もつくねんのか(この餅もまるめるのか)
つくばむ (福岡の方言)
ひざを曲げ背中をまっすぐにしゃがむ。 つくぼーて、くさとりしござる(しゃがんで草取りをしていなさる)
つぐろじんがする (宮崎の方言)
あざになる。 足をうったら、つぐろじんがした(足をぶつけたら、あざになった)「つぐるじん」「くろじん」とも。
つずりさせ (岐阜の方言)
蟋蟀。 もー秋やなー、つずりさせが、あっちゃこっちゃで鳴いとる(もうあきですね、こおろぎがあちこちで鳴いている)
つっかけまんご (栃木の方言)
なすり合い。 としょりの面倒をだれがみるかで、つっかけまんごがはじまった(年寄りの面倒をだれが見るかで、なすり合いがはじまった)