ぶち (山口の方言)
とても。たいそう。 今日はぶちえらかった(今日はとても大変だった)
ぶちゃける (岐阜の方言)
〈水などを〉こぼす。 お茶ぶちゃけてまって、みっともねーこっちゃ(お茶をこぼしてしまって、恥ずかしいことだ)
ぶちゃる (長野の方言)
捨てる。 そんなもん、はーくぶちゃり(そんなもの、早く捨てろ)
ぶちゃる (山梨の方言)
捨てる。 いらんもんは早くぶちゃってこー(いらないものは早く捨ててきなさい)このふくーぶちゃる(この服を捨てる)
ぶちゃる (群馬の方言)
棄てる。 いらねーもんはぶちゃってくれる(要らない物は棄ててやる)「ぶちゃーる」「ぶっちゃる」とも。東部では「うっちゃる」とも。
ぶちよる (青森の方言)
痣になる。 ぶつけだぎゃぶちよった(ぶつけたら痣になってしまった)津軽では「しぬ」。
ぶっくらかす (千葉の方言)
なぐる。 ゆーこときがねばぶっくらかしてやるがら(言うこと聞かなかったら殴ってやるから)
ぶっこぬき (群馬の方言)
瓜二つ。 息子さん、お父さんにぶっこぬきなんね(息子さんはお父さんに瓜二つなのね)
ぶっさーる (神奈川の方言)
「すわる」を強めたことば。 そんなとけー、ぶっさーってんなよー(そんな所にでんとすわっているなよ)
ぶっちめる (茨城の方言)
指をはさむ。 とぼーさゆびぶっちめで、えでくてしゃーね(戸に指をはさんで痛くてしょうがない)