としや (新潟の方言)
大晦日の晩。徐夜。 としやにはあじをくー(大晦日の晩には塩鮭を食べる)
どどめ (埼玉の方言)
〈熟した〉桑の実。 どどめをくーと口がまっかになるよ(桑の実を食べると口が真っ赤になるよ)
なまる (秋田の方言)
横になる。寝そべる。 なガまってばりいねぁで、働げ(横になって休んでばかりいないで働け)
なめる (熊本の方言)
〈刺身を〉食べる。 魚んよんにゅ釣れたで刺身ばなみゅかい(魚がたくさん釣れたから、刺身を食べようかね)
に(1) (高知の方言)
逆説を表す。 せっかくたべるもんをかまえまちょったにこざった(せっかく食べる物を用意していたのに来なかった)
はっかはっかする (岩手の方言)
どきどきする。 はずめでみんなのめぁでしゃべるどぎ、はっかはっかするなっす(初めて皆の前で話すときは、どきどきしますよ)
へらへら (宮城の方言)
よくしゃべること。また、そのさま。 あえづぁいっつもかっつもへらへらかだってばりいる(あいつは、始終おしゃべりばかりしている)
ほでくてねぁ (岩手の方言)
雑然として混乱している。 おめぁのしゃべるごど、はっぱりほでくてねぁ(お前の言うことはごちゃごちゃしていて、訳が分からない)
もちゃすびする (福井の方言)
おもちゃにする。 食べるもんで、もちゃすびしてると、ばちあたるざ(食べるものをおもちゃにしていると、罰があたるよ)
やちゃくちゃね(2) (山形の方言)
まともでない。 あの人はどのあづまりでもかならずしゃべっども、やちゃくちゃねごどすか言わね(あの人はどの集まりでも必ずしゃべるけれど、ろくでもないことしか言わない)