いばかり (大分の方言)
わがまま。 こどもはそげーいばかりゅー言うもんじゃねー(子どもはそんなにわがままを言うものではない)
うるがす (秋田の方言)
水に浸す。 米うるがす(米を水に浸す)まま食い終わったら、茶碗うるがしておげ(ご飯を食べ終わったら、茶碗を水に浸しておけ)
おごわ (青森の方言)
赤飯。 祝言でおごわ貰ってきた(結婚式で赤飯を貰ってきた)「炊き込みご飯」は「いろまま」と言う。
おっきりこみ (群馬の方言)
手打ちうどんを茹でずにそのまま野菜と一緒に煮込んだもの。 冬はおっきりこみにかぎるのー(冬はおっきりこみに限りますねえ)「おきりこみ」とも。なお西部には「にぼーとー」という地域もあり。
がっそー (岡山の方言)
髪がぼさぼさであるさま。 あたまーがっそーにして、そてー出な(髪の毛がぼさぼさのまま、外へ出るな)さらにひどい状態を「大がっそー」とも。
きずいな (富山の方言)
わがままだ。 そんなきずいなことでは世の中とおらんぞ(そんなわがままなことでは世間は通らないよ)
きどごろね (山形の方言)
服をきたまま寝ること。うたたね。 ほだんどごさ、きどごろねしてわりったな(そんなところに服を着たまま寝てはだめだよ)「きどごね」とも。
げんや 【原野】 (北海道の方言)
自然のままで未開墾の原。 北海道にはげんやがいっぱいある(北海道には原野がたくさんある)
しぇぁっこ (秋田の方言)
おかず。 しぇぁっこばり食てねぁでままけ(おかずばかり食べていないでご飯を食べろ)県北部では「かでもの(糧物)」。
しゃーままげる (兵庫の方言)
お節介を焼く。 あんだこーんだしゃーままげて(ああだこうだとお節介を焼いて)播磨では「さーまえる」とも。