おーとっしゃー (三重の方言)
あれまあ。 おーとっしゃー、がいなもんじゃねや(あれまあ、たいしたもんだなあ)
おーばけんたいに (三重の方言)
おおっぴらに。無遠慮に。 ほしたらおーばけんたいにやすめるやないかな(そうしたらおおっぴらに休めるじゃないか)「けんたいに」だけもある。
〜かれ (三重の方言)
〜か、おい。 はよこんかれ(早く来ないか、おい)呼びかけ、促しの文末詞。
かんぴんたん (三重の方言)
干からびた状態・物。 ごはんさんかんぴんたんなっとるわ(お供えのご飯が干からびてかちかちになってるわ)漢字は「寒貧短」。
きびょーやみ (三重の方言)
極端な潔癖症。 あのこーはそらきびょーやみやに(あの子はそれはそれは潔癖症だよ)
ぎなぎなと (三重の方言)
まずまず。どうにか。 まーおかげさんでぎなぎなとなー(まあおかげさまでどうにかねえ)病気というほどでもなく頑健でもない健康状態をいう。
くれる (三重の方言)
遣る。あげる。 うちゃーよっかーあるよってまーくれるわ(うちはたくさんあるからまああげるわ)「くれる」を「あげる」の意に使っている。
〜こされ (三重の方言)
〜こそ。 おやなりゃこされゆーのやさ(親なればこそ言うんだわよ)「こそあれ」のつづまった強意の助詞。
〜こそ (三重の方言)
〜しか。 さけはたまにこそのまへん(酒はまれにしか飲まない)志摩では「〜より」「〜から」、伊賀では「〜はちゃ」。
こーっと (三重の方言)
ええっと。 あっこのやごうはなー。こーっと(あそこの屋号はねえ。ええっと)ひとり思案に発する語。