あかる (福井の方言)
中身がひっくり返って出る。 ゆれて、なかみぁあかってもた(揺れて中身がひっくり返って出てしまった)
あつる (山形の方言)
一歩ずつ進む。 部屋んなが、あゴつるとごもなぐ、つらけった(部屋の中が足を踏み入れるところもなく散らかっている)
あざぐ (山形の方言)
無断で搔き回し探す。 おれのつぐえのなが、あざぐな(おれの机の中を搔き回すな)
あんちゃ (福島の方言)
【浜通り】姉。【中通り・会津】兄。 はるみあんちゃ(はるみ姉さん)ひろしあんちゃ(ひろし兄さん)名前の後に付けて親しみを込める。「兄」は「あんにゃ」とも。
いじょく 【居職】 (東京の方言)
家の中で、多くはすわってする仕事、またその職業の人。屋(や)職(じょく)の対。
いぶしこぶし (愛媛の方言)
でこぼこ。 蚊(かー)に刺されて、顔中いぶしこぶしよ(蚊に刺されて顔中でこぼこだよ)
うまげな (香川の方言)
立派な。 うまげな服きとるのー(立派な服を着ているね)中讃・西讃では「うまたげな」。
えんこ (愛媛の方言)
河童。水中の化け物。 土用にうみぃはいったら、えんこにつべぬかれるぞ(土用に海へ入ったら、河童にお尻を抜かれるぞ)「猿猴」から。
おちらし (香川の方言)
麦こがし。はったい粉。 おやつゆうても、おちらしがええほうで(おやつの中でも、麦こがしの方が上等です)
おどろく (広島の方言)
目が覚める。 このごらー、夜中に何度もおどろいてしまう(この頃は、夜中に何度も目が覚めてしまう)