ごちゃー (佐賀の方言)
背中。 ごちゃのじかーじかしてかいかー。搔いてくいろ(背中がじかじかして痒い。搔いてくれ)語源は「五体」。
ごんぼほる (青森の方言)
だだをこねる。 けんどの真中でごんぼほるわらしいだ(道路の真中でだだをこねる子どもがいる)
ごんぼほる (秋田の方言)
駄々をこねる。暴れる。 酒飲んでごんぼほる(酒を飲んで管を巻く)「牛蒡掘る」から。地中の牛蒡は掘るのに手がかかることから、駄々をこねたり酒を飲んで管を巻くなど、手のかかることを言う。
ごー (香川の方言)
ごらん。 見てごー、まちごてしもたやろ(見てごらん、間違ってしまっただろう)中讃では「ごんな」。
さがねる (埼玉の方言)
探す。 そけーらじゅーさがねたけんどめっかんねーや(そこいら中を探したけれど見つからないよ)
ささらほーさら (埼玉の方言)
ばらばら。めちゃくちゃ。 部屋ん中がささらほーさらだい(部屋の中がめちゃくちゃだよ)
さーたりまーる (静岡の方言)
うろつきまわる。 夜中この辺をわけーしガさーたりまーって困るに(夜中この辺を若者たちがうろつきまわって困るよ)
ざっかけない (東京の方言)
粗野で、がさつで、丁寧でない形容。 周囲が一般にざっかけない連中が多かったので
しぇづねー (宮城の方言)
うるさい。 こーず、ひとばんじゅーしぇづねがったや(工事の音が一晩中うるさかったよ)古語「せつなし」から。
しょうけ (愛媛の方言)
ご飯を入れるザル。 ご飯、はよしょーけん入れて吊っときさい(ご飯を早く飯ざるに入れて吊っておきなさい)東中予では「したみ」。