〜ばし (熊本の方言)
〜なんか。 あたにばし言(い)よんね(あんたになんか言ってはいない)強調。「ばし」は仮定条件・反語文・疑問文・推量文の中で用いられる。
ばっち (福島の方言)
末っ子。 おらいのばっちは中学生だ(うちの末っ子は中学生だ)「ばっちこ」とも。
ひして (栃木の方言)
終日。一日中。朝から晩まで。 隣りのおばーさんは、ひしておぎにあすびにやってくる(隣りのばあさんは、一日置きに遊びに来る)
ひだるがみ (奈良の方言)
山中で出くわす悪霊。 これに取り憑かれるといくら歩いても歩いても、いつの間にか元の場所に迷い戻るという。この悪霊は食べ物を供えると祓うことができるので山中を歩く時は弁当を少し残して、持って歩く必要があ…
ひんのめー (福島の方言)
午前中。 この仕事は、ひんのめーにでがす(この仕事は、午前中に仕上げる)
ひーとい (愛知の方言)
一日中。 こんなことにひーといかけただか(こんなことに一日中時間をかけたのか)尾張では「ひーて」。
びたびた (千葉の方言)
びしょびしょ。 雨んなか走ってきてびたびたになっちった(雨の中を走ってきてびしょびしょになっちゃった)
びりんべー (神奈川の方言)
火の気のまじった熱い灰。 びりんべーに、入れてよー、芋ー焼くべーか(熱い灰の中に、芋を入れて焼こうか)
へっ (鹿児島の方言)
肩から背中にかけての部分。 へっがでよた(肩こりが出た)へっがまえきた(肩こりが前へきた、前の方まで痛くなった)「へき」の変化した語。
ほーろぐ (茨城の方言)
払い落とす。 そどでほごりほーろえでがらながさはえれ(外で埃を払い落としてから家の中に入れ)