はんちく 【半ちく】 (東京の方言)
中途半端。 何をやらしてもはんちくだねーはんちくな仕事して
ばちかぶる (長崎の方言)
罰が当たる。責めを負う。 悪かことしたら、いんま、ばちかぶっとやっけん(悪事を働いたら、そのうちにきっと、罰が当たるんだから)
ばんじまして (島根の方言)
夕方の挨拶。 ばんじまして。ごくろーさんでした夕方、仕事帰りに交わす挨拶。「こんばんは」より早い時間帯に言う。
ひだるい (徳島の方言)
空腹だ。ひもじい。 ひだるーて仕事にならん(空腹で仕事にならない)上郡では「ふだるい」。
ひだるか (佐賀の方言)
ひもじい。 はよーさばけてかえらんば、こどんがひだるしゃしよっ(早く仕事を終えて帰らないと子どもがひもじがっている)
ひっちょる (栃木の方言)
背負う。負う。 赤っこをひっちょくって野良仕事に出てった(赤ちゃんを背負って野良仕事に出て行った)
ひとかたげ (栃木の方言)
一回分の食。 米五合あったら、ひとかたげたくさんだんべー(米が五合あったら、一回分の食事は十分に間に合うだろう)
ひぼえ (宮城の方言)
焰。火の粉。 あら、あっつのひぼえみさえ。かずでがすぺ(あれ、向こうの火の粉を見なさい。おそらく火事でしょう)
ひんのめー (福島の方言)
午前中。 この仕事は、ひんのめーにでがす(この仕事は、午前中に仕上げる)
ふのわるか (長崎の方言)
運が悪い。 ふの悪して交通事故におーた(運が悪くて交通事故に遭った)ふのよか運がいい。